いすゞ ベレット GT TYPE-R

日本で初めてGTを名乗った、
いすゞが生んだ名車ベレットGTの頂点。

update : 2017.05.11

いすゞのクルマが忘れられなかった

オーナーの山南さんが、このベレット1600GT typeRに出会ったのは、当時乗られていたいすゞ117クーペを手放して暫く経った時でした。やむを得ない理由で手放した117クーペですが、手元から無くなったあとは心に穴がいたようになり、日々の生活が楽しくなくなったといいます。日常生活のことを考えて、少し古いドイツ車にでも乗ろうかとも考えたそうですが、ふと思い立ち、以前117クーペのメンテナンスをお願いしていた工場に出向きます。それはもしかしたら、自分が次ぎに乗るクルマが見つかるのではという直感が働いたのかも知れません。そこにあったのが、このベレット1600GT typeRだったのです。このクルマを譲ってもらえると聞き、その場で購入を決めたそうです。

オーナーの山南さんが、このベレット1600GT typeRに出会ったのは、当時乗られていたいすゞ117クーペを手放して暫く経った時でした。やむを得ない理由で手放した117クーペですが、手元から無くなったあとは心に穴がいたようになり、日々の生活が楽しくなくなったといいます。日常生活のことを考えて、少し古いドイツ車にでも乗ろうかとも考えたそうですが、ふと思い立ち、以前117クーペのメンテナンスをお願いしていた工場に出向きます。それはもしかしたら、自分が次ぎに乗るクルマが見つかるのではという直感が働いたのかも知れません。そこにあったのが、このベレット1600GT typeRだったのです。このクルマを譲ってもらえると聞き、その場で購入を決めたそうです。

レースからフィードバックされた

「走って曲がる」が楽しいクルマ

卵の殻をモチーフにされたというベレットのデザインですが、山南さんは購入後しばらくの間、デザインに対する違和感があったそうです。「それはきっとジョルジェット・ジウジアーロがデザインした、斬新で繊細なデザインの117クーペを見慣れたせいなのでしょうね」と、笑いながら話されていました。ただ走った印象は、良く走って曲がる、レースから開発されたという1600GT typeRの本質を感じるといいます。このクルマが開発された1960年代、多数の新機軸を盛り込み、技術者主導で作られたというベレットに、熱い思いを感じることが出来るそうです。

変わらない、初めて乗ったいすゞ車の思い

山南さんが乗った初めてのいすゞ車は、学生時代にお兄様が乗られていたいすゞ117クーペ。その思いは消えることはなく、その後、ご自身のクルマを手に入れる時には、迷わず117クーペを選んだそうです。兄の乗る117クーペをきっかけに、いすゞ製DOHCエンジンという共通点から乗り出したベレットも、今ではちょっとした近所へのお出かけにも駆り出すほどのパートナーに。「最初の印象が人生を決めちゃうことってありますよね」と話す山南さん、これからの人生にも、ベレットは欠かせない存在となっていました。

取材・文: 平間裕司( Style Wiseman )

いすゞ ベレット GT TYPE-R

いすゞ ベレット GT TYPE-R

1963年から1973年まで販売されていたいすゞ自動車の小型車「ベレット」の最上位スポーツモデル。同社のスポーツカー117クーペの1,600ccDOHCのエンジンを搭載し、足回りにはマスターシリンダー・サーボ付き前輪ディスクブレーキとスプリングを強化した前後輪にはラジアルタイヤを装着。外観においても、GT-R専用のフォグランプや、光の反射を抑えるために黒く塗装されたボンネットなどの差別化が図られるなど、グランツーリスモの名にふさわしい高性能モデルとして人気を集めた。

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